新大久保駅事故から8年
新大久保駅の、あの悲しい事故から、8年が過ぎました。
事故は2001年1月26日午後7時15分におきました。新大久保駅のホームから線路上に転落した人を助けようと、カメラマンの関根さんと、韓国人留学生の李さんが線路に飛び降り、進入してきた電車にはねられ、尊い命を落とされました。
「日本列島が涙した」「優しい2人忘れない」などと、当時の新聞が報じました。
「韓日の架け橋になりたい」という想いで来日された 李さんの韓国では、大統領が「殺身成仁」と論語の中にある言葉で称えました。
新大久保駅構内に掲げられている顕彰碑
『カメラマンの関根 史郎氏、韓国人留学生の李 秀賢氏は、2001年1月26日午後7時15分頃、新大久保駅において線路上に転落した男性を発見し、自らの身の危険を顧みず救助しようと敢然と線路に飛び降り、尊い命を落とされました。
両氏の崇高な精神と勇敢な行為を永遠にたたえ、ここに記します。』
東日本旅客鉄道株式会社
「天子の像」の壁画のある大久保通り歩道の真上の新大久保駅ホーム線路で、何時までも忘れられない、このような悲しい事故がおきようとは、誰が予想していたでしょうか。
心からご冥福をお祈り致します。 合掌
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