鉄砲組百人隊出陣
Posted by まち居住研究会 on
9月25日日曜日、JR新大久保駅の近くにある皆中稲荷神社の例大祭で「鉄砲組百人隊出陣」が奉納され、神社周辺、百人町内を巡行し、6会場で発射、合戦演技が行われました。
今回は「江戸幕府鉄砲組百人隊保存会」創立50周年を記念して、「相馬中村藩古式砲術」の皆様が友情出陣して下さいました。
「相馬中村藩古式砲術」の皆様は、東日本大震災の被災地であります福島県の相馬市の皆様です。被災された方で、百人町に避難された方がおられたことが契機になったとのことです。
神社の境内で出陣式が行われ、百人隊の長い列が町内を巡行し、各会場で鉄砲が発射されました。
騎馬武者も登場です。
「相馬中村藩古式砲術」の皆さんです。
最終会場の西戸山野球場では、第1、第2、第3の隊と、相馬中村藩の総勢揃っての合戦演技です。
太鼓の音が鳴り響きます。発射の姿勢は座った姿勢や、腰に鉄砲を構えたのもあります。
いよいよ「相馬中村藩」の出番です。大筒の威力は迫力満点、撃ち手への発射の反動の激しさが分かります。
最後はエイエイオーの勝どきで締められ、合戦演技の幕は閉じました。会場の大勢の観客の皆さんから、盛んな拍手がしばし止みませんでした。
そこには、被災された相馬市から出演された「相馬中村藩古式砲術」の皆様への感謝の気持ちと、東北地方の一日も早い復興を祈る心が込められていたようです。
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