大久保・諏訪通り間 開通
大久保通り~諏訪通り間の道路が開通し、新大久保駅前と高田馬場駅前がつながりました。
11月17日、JR山手線に並行し、新大久保駅と高田馬場駅を結ぶ南北の補助幹線道路が開通しました。正しくは、都市計画道路補助第72号線 第Ⅱ期区間が全線開通とのことです。
JR新大久保駅改札口を出て大久保通りを右折し、天使の壁画のあるガードをくぐった直ぐのところが開通した道路の入り口です。新大久保駅と新宿駅までの第Ⅰ期区間は未開通です。
この道路の開通による効果には、次のことが挙げられています。
・交通の流れをスムーズにします。
新大久保駅周辺と高田馬場駅周辺が一本の道路でつながることによって、交通の利便性が 向上します。また並行して走る明治通りや小滝橋通りの混雑の緩和が図れるとともに、大久 保・百人町地域の生活道路への交通流入を減少させ、安全性を向上させます。
・地域の活性化が図れます。
・質の高い景観と空間を創造します。
・地域の防災性を向上させます。
午前10時より、開通式典が行われました。
主催者の新宿区中山区長さんのご挨拶、みどり土木部道路課長さんの事業概要説明、区議会議長、都道路整備保全公社理事長、新宿警察署長及び地元代表の皆さんの祝辞がありました。
続いて開通セレモニー・テープカットが行われ、白バイを先頭に、新宿区長さんをはじめ、来賓の皆さんによる歩き始めパレードがありました。この日を寿ぐように空は青く晴れ上がり、好天気に恵まれました。
手前が新大久保駅側、向うが高田馬場駅側で百人町3丁目のタワーホームズ高層マンションが見えます。
一般の通行は午後3時からで、しばらくは車の往来は疎らでした。釣瓶落としの秋の夕日が陰り、まちは間もなく暮色に包まれました。
本開通道路と大久保通りの新たな交差点、左側に新大久保駅
この道路の開通が契機になり、大久保地域が一層活性化することになるでしょう。